嬉しかったこと

blog引越し後初めて投稿しますが、うまくupするでしょうか?

昨日、お客様が電話をくださいました。

「直接お礼が言いたくて来ました。どこに行けばスタッフの方と会えますか?」

日曜日、納骨室は開いていますが事務所がお休みしているので、スタッフがいつも詰めているわけではないのです。

たまたま私がすぐに納骨室に向かえるところにいましたので、少しお待ちいただきお会いすることにしました。電話では事情がよく飲み込めませんでしたが、「待っていますので。」とおっしゃってくださいます。

納骨室についたら、お参りを終えられたお客様が、私の顔を見て「お母さん待ってらっしゃいますよ。」と、声をかけてくださいました。実は、この方が、スタッフがいなくて困っているお客様のために、私に電話をしてくださったのです。「僕が携帯からスタッフの方に電話してみますよ。」と言ってくださったそうなのです。

お礼を申し上げて、納骨室に入りましたら、「1年前にお世話になりました。先日1ヵ年の日にお参りに来たのですが、ここにたどり着けなくて…。でも、どうしてもお会いしたくて。」と、言ってくださいます。お顔を見て少しお話を伺って…。

わかりました!!

丁度1年前にご葬儀にお見えくださったご家族様で、娘さんが私の中学校の同級生。○十年ぶりに再会したのでした。その後、お骨のお渡しで入れ違いになり、後日この友人のお家に、同じく同級生の建築士が運転する車でお骨をお持ちし、やっとお家に帰れた子でした。その偶然から、久しぶりのお友達に再会したり、話を聞いたり、懐かしい輪が広がったのでした。

そんなご縁をつないでくれたこの子のご葬儀から1年が経っていたのです。その間に、前出の同級生建築士の設計によるリフォームをし、外観も変わっていました。

しばらく懐かしい話をして、その時にこのご縁を、お母さんがとても喜んでくださっていたこと、それを運んだペットちゃん、この子の持ってる力はすごい!!と、今なお大事な存在であることをお聞きしました。この子に対する感謝と供養に、お越しくださったのです。

その時、お骨を届けさせていただくことにしていたのですが、お母さんが一人ぼっちになるで、お食事をしたりして、外での時間を作っておられました。連絡を取り続けたスタッフに、大変申し訳なかったと1年たった今なお気に留めてくださり、そのスタッフにその時のお詫びとお礼がどうしても言いたかったと、お越しくださったのです。

この友人は結婚して家庭を持っているので、お家では、お母さんとこのペットちゃんと二人暮しだったそうです。お母さんは、しばらくは、何を食べても美味しくないし、出かける気力もないし、寂しくて塞いでいたそうです。1年を向かえる最近になって、やっと気分よく出かけられるようになってきたそうです。「このご縁にちゃんと感謝しなきゃ、この子におこられると思っていたのです。これでやっとちょっとホッとできます。」と、安堵のご様子でした。

ご縁に感謝。毎日たくさんの人や動物に出会いますが、なかなかその一つ一つに感謝できていません。気持ちを引き締めます。

愛と感謝を込めて…

安希

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