携帯のルール

せっかく買ってもらったiPhone5をすぐに取り上げられてしまったKちゃん。

親子の考えを交換するべく(親はそう思っているけど、娘はいやな事を言い続けられてる感覚かも…)、連日話をしていました。

中1の携帯を持たされてすぐの頃と、中3になる今もルールが一緒と言うのは、生活に合わないと娘は言います。
娘の主張するルールが中3に必要と私達は思わないけど、お友達のネットワークツールの使い方は、確かに娘と約束している使い方とは違うところがあります。
ですが、文章表現・マナーを十分理解した上でネットワークを使わなければいけません。危険を回避できるほどの能力がまだ娘に十分に備わっていないと私達は思っています。
娘には、「自室の掃除、言葉遣い、態度など、自己管理の部分では中1の頃と変わってないどころか、後退していると見受けられるところもある。iPhone5の所有権あなたにありますが、権利者はお父さんです。権利者との約束を守ることを条件に貸し出ししてもらってるのだから、あなたが成長すればルールも成長するんじゃない?」と、話しました。

娘には耳の痛い話で、受け入れ難いだろうなぁと思っています。

昨日、私達は学生の頃の友人達と久しぶりに出会ってきました。

そこに、ご主人が少年課に務める警察官という友達がいるのですが、少年犯罪のほとんどがメールやLINEが発端だそうです。学校の先生も、携帯は百害あって一利なしと言います。でも、現場は、クラブの連絡事項もメールで回ってきます。子ども達の社会も携帯を各自が持ってる前提です。

やはり、正しいマナーの感覚を身につけないと知らず知らずに厄介ごとに巻き込まれることがあるのです。

こんなことを踏まえて、Kちゃんには、iPhone5を返してもらう前に反省文とは言わないけど、権利者のお父さんにお手紙を書きなさいと言いました。

で、昨晩Kちゃんからお手紙をいただきました。

「iPhone5を持つことがてき、友達にも褒めてもらい、うかれてしまっていた。時間外とはわかっていたけど、メールもLINEも気になって見てしまった。みたら、返してしまった。叱られるからこっそり部屋に持って上がってしまった。これから、自分の生活もクラブも頑張るから、行動が良いと思ったら、ルールを考え直して欲しい。私にチャンスをください。」

と、ザッとこんな感じでした。

文章にすることは覚悟がいります。でも、とりあえずとゃんと書いてきました。チャンスが欲しいとのこと。

今朝、iPhone5をKちゃんに返しました。望みは持ってたと思いますが、半分以上諦めてた早期返還。パッと表情が明るくなりました。

Kちゃんは、今日から3泊4日のクラブの合宿。iPhone5とお気に入りのそのケースと共に朝早くでかけて行きました。

愛と感謝を込めて…
安希
Aki Nakao

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