合宿

少しご無沙汰してしまいました。
すっかり暑くなりましたね。
今日は、真ん中息子Gくんが、空手の合宿に出かけていきました。2泊3日です。
初めて親元を離れて泊りがけの集団生活です。
荷物の準備一つとっても、「大丈夫かな…?」と、不安要素いっぱいですが、彼は出かけていきました。
幸い、仲良しのお友達が一緒に行ってくれる事になり、とってもとっても心細かったのが、勇気100倍になりました。でも、たった2人でアウェイに乗り込んでいくような合宿です。
帰ってきた時にたくましくなっていたらいいなぁと思っています。
長女KちゃんのNZホームスティも一週間を切りました。
これがまた、2週間も言葉の通じないところで過ごします。
学校からのスティだから、何においても恵まれてるとは思いますが、それでもそれでも不安もいっぱいなんじゃないかな?
ホームスティを決めてから、少したくましくなったなと思ったのは、学校に講演でこられた講師の先生に、質問を自分から進んでしたそうです。引っ込み思案な子だったのになぁ。学校で発言がんばる子でもなかったのに。
メールというツールは、引っ込み思案の気持ちの垣根を低くしてくれる物ではありますが、両親共に驚きました。
また、この講師の先生もお忙しいにもかかわらず、ちゃんと娘に返信してくれました。それがまた、嬉しかったらしくて。
GくんもKちゃんも、自分で決めました。
どんどん自分で決断していくことが増えてくのでしょうね。
決断に、後悔することがあっても、逃げてはいけないということを、これから学んでいくのかな。
こんなに小さいうちから…。
親はいつまで経ってもそう思うけど、子どもはもう決断できるように成長したのです。もう、小さくはなくなっているのでしょうね。
私はまだ、決断できないことだらけなのに。
愛と感謝を込めて…
安希

続・換気扇

先日、欠陥工事がわかった換気扇。ハウスメーカーさんが修理と全扇付け替え工事をしてくれました。
その前に、建築士Tくんに家図面と欠陥場所を見てもらい、注意事項を聞き、メーカーさんに伝えていました。
おかげで、手間のかかる方の工事をしていただけることになりました。よかったよかった…ってか、当たり前なんですけどね!!壁に穴を開けなおして、壁紙張り替えて…。家だって大変なんですよ。[emoji:e-442]
その時、ついでに流れの悪くなったシンクの配管見てくださいってお願いしました。メーカーさんは、全く違う職人さんを呼ばなくてはいけないらしく、渋った様子でしたが、掃除をしてくれました。
「こんなにゴミが溜まっています。動脈硬化を起こしているような状態です。」とのことでした。
おかげですっきり掃除をしていただくことができました。
ところが…、
掃除をしていただいてから3日後、普通に食器を洗っていたら、キッチンマットが水浸しです。
…そんな大量に水こぼしたかな…?と思いながら、マットを洗濯機に。雑巾で床を拭いても拭いても水が掃けた気がしなくて、シンクを見たら、全く流れていません!!
おかしい。
下階の両親所に「水流れてます?」って聞きに言ったら、
「水の流れは問題ないけど、滴ってる音がどこからかするのよね?」と母。
2階のシンク下に当たる、両親に寝室をみたら、
電気の傘の中に水が溜まってきています!!!!!
これは大変!!!と、すぐハウスメーカーに電話しました。
旦那さんにも連絡して帰ってきてもらいました。
工務店Sくん、建築士Tくんにもすぐ電話しました。どういう状況なのか?何をしたらいいのか?聞くために。
工務店Sくんは、実は水道工事の専門。「1階の電気は触ってはいけない。天井のボードと断熱材は使えない。張替え工事やな。えらいことになったなぁ。Tくんに見てもらったほうがいい。」と。
建築士Tくんは、「どこまで被害いってるかな…?」と。そして、「とりあえず行くわ。」と、来て見てくれることになりました。
結局、シンクの配管のゴミは掃除したけど、流しきれていなかったこと。シンクの配管の曲がり角に余分に長い管が垂れていて、それが流れを悪くしてたこと。その流れが悪い曲がり角にゴミが張り付いて全く水が動かなくなってしまったから、パッキンから水が溢れてしまった。断熱材を通ってしみこんだ上、ボードに広がり、穴が開いている電気のところに水が流れてきた。ということだそうです。
1階の天井は、傘に見る見る水が溜まるのと、ボードの形がわかるようにクロスが浮いてきました。
ボードの張替えと、断熱材を新しくすること、電気も使えませんから新しいものを用意していただきました。
配管も、今回は丁寧に掃除をしていただき、つまりは完全に解消されました。
で、トイレの壁紙の張替えの日。
壁紙のあまりを保管してあったのでそれを出しました。が、少なそうです。
「部分だけ張り替えるのでいいですか?もともと、そのように工事するものなんで…。」と、メーカーさん。
え?ちょっと待って?
部分張りかえって、8年以上経ってる壁紙と、今張り替えたところが同居してるの?
「色変わってますよね?わかりますよね?」
と、聞いたけど、メーカーさん答えません。
職人さんは、「そうですね。どうしたって色は焼けますからね。」と言います。
たくさんある壁紙で…と、代用作も考えましたが、トイレの工事に関して、私はやっぱり納得できず、
「新しく壁紙用意していただけますよね?」
と、聞きました。
「壁紙あるって言いはるから職人連れてきたんです。シンクにしたって、油もの流してないとご主人がおっしゃるから、専門でなくこちらの監督で対応させていただいたのです。」
と、若干切れ気味。
ちょっと納得できない!!
「たまたま私が工事を抱えている関係で、建築士さんや工務店さんにアドバイスをもらうことができる環境にあります。換気扇に関しては、随分なレアケースと聞いています。シンクに関しても、油をジャブジャブ流しているわけではありませんから、そのように答えます。換気扇に関しても、シンクの掃除にしても私たちに落ち度はないですよね?壁紙に関しては、そちらの落ち度でないところの壁紙はいくらかかるのですか?」
と聞きました。
「壁紙の値段ではなく職人に手元料です。現に今日こうして来てもらってるので、かかっています。だから、今日させてもらえたら一番いいのです。材料があるとおっしゃるから、それならその範囲でさせてもらいます。といったのです。今日させてもらえないなら、引き上げていいですか?」
と、やっぱり切れ気味。
「材料がないなら引き上げていただいてもかまいません。でも、知り合いとはいえ、私たちは、随分恥ずかしい思いをしたのですよ。工事ミスのあるお家今まで住んでいたわけですから。主人も、この欠陥工事のせいで2日も仕事を休んでいるのです。ここの工事に関しては、私たちを不快にさせない言い方と対応をしていただけますか?」
「ここのトイレに関してはちゃんとやりますよ。壁紙の見本を持ってきます。他のところは、材料ないですししなくていいですよね?今日は、これで引き上げます。」
と、引き上げていきました。
こちらの準備が不十分だったこと。少々無理もいったのかもしれません。
今日に関しては、メーカーさんが仕事にならず、不機嫌になるのもわからないわけではありません。
でも、もともとの原因はそっちでしょう?
確かに、私たちとしては、10年目を前に結構な手入れをしていただくことになり、ラッキーと言えばそうかもしれませんが、なーんか納得できない!!!
で、数時間後、新しい電気とともに、壁紙見本がきました。
…事務所改装工事で、「見たらグレード下げられなくなるから見ない!」と、突っぱねた1000番代の壁紙…。
やっぱり、きれいよなぁ…。
愛と感謝を込めて…
安希

工事2

解体が始まり、柱が補強され、壁ができてきました。
1階フロアのみのリフォームなので、あそこを残しながら、ここを解体しながら…、進めていくようです。
リアルに部屋ができてくると、「あんなふうに使えるかな?こうした方がいいのかな?」と思いが湧いてきます。
普通なら、設計図面が出来上がってるので、その通りに進めるのみですが、父の思いを聞いてる二人が、私と打ち合わせをしてくれて、Tくんが変更仕様のプラン図をあげてくれました。
社員さんと一緒にそのプラン図を検証したのですが、二人の意見ではNG。良い案だと思ったのですが、残念でした。
さて、そのことを父と共通理解としなければなりません。
予想通り、「これで行こうや。ま、しゃあないんちゃう?」との回答を、ここが不安、これでは思う事が十分にできない。構想を練りだした頃の一番初めのプランが妥当だよ。ってか、それしか、私たち、お客さん、建築士、工務店、みんなが満足できる物にはできないよ。と、できるだけ冷静に話をしました。
「そこまで言うなら、できないのやろう。ま、最初のプランは悪くなかったからな。」と、一応の納得をしてもらうことができました。
ほっとしました。
これを話した時、頭においていたのは、私が作った経営理念。
そうなんです。父の思いを取り入れようと図を変えることにしたのも、経営理念にもとづいて。その変更図を採用しなかったのも経営理念に従ったまでのこと。
NGの話をするにあたり、先日の経営方針のセミナーで勉強した、決算書の数字や稼働率など、将来の見込みも踏まえて得策でないと判断することができました。だから、変更図を採用できないとの決断に、自信と確信がありました。
「何となく…やりたくない」のではなく、「できない」根拠をもつことができました。
理念でごはんは食べられないけど、理念は迷った時の道標になる。
社員さんにも話をしました。
ずっと長く勤めてくれている彼に、経営幹部として会社をみていくつもりはあるかと。
嫌がると思っていたのですが、言われたくないとは思っていたようですが、時は訪れたと思ってくれたのを感じました。まだ、気のせいかもしれませんが…。
理念や方針の話を少しずつ共通理解していけるように…。彼が私の思いを汲んでくれたらとっても心強いです。
流れがかわるかな…。
愛と感謝を込めて…
安希

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